開発部・土木部・建築部スタッフがどんな仕事をしているかと、1日の様子を紹介します。
開発部
開発部のお仕事について教えてください。
主な業務は、新規宅地開発や市街地再開発の際の企画・用地仕入れ・関係各所との折衝等です。
物件の調査から始まって、資金計画を立て、地権者さんやテナントさんとの交渉・契約、行政との打ち合わせ、工事の工程等の確認、売買・賃貸物件の募集等を行います。
その他に、一般不動産売買・賃貸の仲介や所有不動産(アパートや店舗等)の管理業務等もあり、物件の概要書の作成やポータルサイトへの掲載、物件案内、売買や賃貸の契約処理や入居者様のフォローを行っています。
どんなスキルや資格が必要ですか?
1.宅地建物取引士:不動産売買・賃貸の取引業務の際に必須の資格です。契約の根幹に関わる「重要事項の説明」を行います。
2.賃貸不動産経営管理士:賃貸住宅管理の専門家としての知識・技能・倫理観をもって適切な不動産管理を行うための資格です。必須ではありませんが、取得することが望ましいです。
3.臨機応変に対応できるコミュニケーション能力:顧客である個人・法人のほか、他の不動産会社や金融機関、ハウスメーカー、行政機関等、さまざまな業種や立場の人とやり取りする必要があります。
開発部の仕事をしていて良かった!と思える瞬間を教えてください。
田んぼだったところから、土地の調査をして、法令を調べて、地権者さん・テナントさん・工事業者さん・周辺地域の皆さん・行政・その他諸々の関係各所と折衝して、造成工事が進んで道路ができて宅地になり、住宅や店舗が建ち、経済が回り始めて、その場所に名前が付いた時です。個人的に思い入れのあるテナントさんを誘致できた時も「やったー!」という感じです。
私たちは実際に建物を建てたり工事をしたりすることはできませんので、そのための下地づくりが主な仕事。不動産は全く同じものは二つとなく、売りたい/買いたい・貸したい/借りたいのタイミングもその人の事情によってまちまちです。その繋がりそうもない縁を繋げることができたとき、やりがいを感じます。
1日の流れ
土木部
土木部のお仕事について教えてください。
当社の土木部の仕事は現場管理となります。各現場の現場代理人として工事の計画を立てたり、現場作業員の日々の安全管理や工事全体の工程管理を行います。
道路・橋・河川・農村整備工事、商業施設用の土地の造成工事、除雪、災害復旧工事など現場は多岐にわたります。人々の生活を守るための仕事ができていることに誇りを感じます。
どんなスキルや資格が必要ですか?
資格でいうと「土木施工管理技士(1級・2級)」が必要になります。スキルで言うと、工事現場には様々な関係者が関わっているため、人とのコミュニケーションが大事になります。
チームワークを高めることが工事中の事故防止にもつながるので、現場全体の雰囲気づくりも大切です。
土木部の仕事をしていて良かった!と思える瞬間を教えてください。
工事の始まりから終わりまでを自分たちの手で手掛けられることが一番のやりがいです。
無事現場が竣工した後は1つの仕事を終わらせた達成感があります。プライベートの時間に過去に担当した現場を通ると、その時の仕事が今につながっていることに喜びを感じます。
1日の流れ
建築部
建築部のお仕事について教えてください。
施工管理一般をおこなっています。
現場でケガや事故などがあってはならないので、日々安全確認のための時間をしっかりとって点検することも、大事な業務の1つです。安全のために数多くのプロジェクトを抱えることはなく、十分に現場全体を把握できるように社内で調整しています。
どんなスキルや資格が必要ですか?
建築士、建築施工管理技士としてのスキル、人と接することが非常に多いので、コミュニケーション能力が必要だと思います。
また、現場の経験を通して先を見通す力も非常に重要です。その視点をもつことで、明確な指示が可能になりリスクマネージにもつながります。
建築部の仕事をしていて良かった!と思える瞬間を教えてください。
建物が完成して、「きれいにできたね!」と施主様から喜ばれた時です。
職人さんに顔を覚えられて、違う現場で声をかけられたときにやっててよかったなと思います。